目次
キャバクラはエリアなどで稼ぎは変わる
キャバクラの仕事内容について詳しく解説します。
なるべく未経験の方向けに沿ってご説明していきます。
給与体系
キャバクラは、時給➕各種バックで稼ぐシステムになっています。
時給の相場
時給は、大まかにエリアによって相場が異なります。
地方や東京でも西東京などの大衆店では、時給2,500円〜4,000円程度。
都内の新宿や六本木などの高級店であれば、時給5,000円〜Max20,000円程度になります。
お店から最初に提示された時給にそのまま働いた時間を掛けたものが時給になります。
各種バックに関する説明
バックは、ドリンクバック・ボトルバック・場内指名バック・本指名バック・同伴バックがあります。
それぞれお店やエリアによって金額 or %で表すなど違いがあります。
例↓
場内指名500円
本指名1,000円
ボトルバック1,000円
ボトルバックお客さんの小計の10%
金額の表示されるパターンは大衆店に多いですが、%で表示されるパターンは都内の高級店がほとんどです。
それぞれ獲得した指名数やお客さんに入れて貰ったボトルの合計がバックになります。
このバックに時給で働いた時間から送迎代金やヘアメイク代金、税金控除やノルマ罰金などを引いたものが手取りの給料です。
キャバクラの給料日は3パターンある
・月末締めの翌月5日払い
(給料日は月に1回のみ)
・15日締めの月末払い➕月末締めの翌月5日払い(給料日は月に2回)
・全額週末払い(週末に1週間分の給料が渡される)
・全額翌日払い(毎日が給料日)
仮に、給料日が月に1回or2回でも日払いと言う制度がキャバクラにはあります。
その日の稼働時間によって日払いできる金額は異なりますが、4時間未満で5,000円or4時間以上で10,000円になります。
キャバクラの給与システム
システムは大きく分けて3つあります。
・売り上げスライド
・ポイントスライド
・給率スライド
売り上げスライドやポイントスライドは大衆店に多く、給率スライドは主に都内の高級店に多いのが特徴です。
売り上げスライド
★売り上げスライドの例↓
売り上げ15万円〜20万円
時給3,000円
売り上げ21万円〜30万円
時給3,500円
売り上げ31万円〜40万円
時給4,000円
自分が売り上げた金額をお店で決められた売り上げスライド表に当てはめて時給が決まります。
上の表で当てはめるとAさんが仮に締め日までに、27万円売り上げたとしたら時給は3,500円になるのです。
細客が少なく、一回の来店で沢山お金を使う太客を多く抱えているキャストさんに向いている給与体系です。
ポイントスライド
★ポイントスライドの例↓
場内指名0.5🅿、本指名1🅿、同伴2🅿など各バックをポイントで算出して給料を計算する仕組みです。
ポイント15🅿〜20🅿
時給3,000円
ポイント21🅿〜30🅿
時給3,500円
Aさんが締め日までに22🅿獲得したら時給は3,500円になります。
太いお客さんは少ないが、使う金額が少ないお客さんが多いキャストさんに向いている給与体系です。
給率スライド
こちらが一番難しい給与体系であり、都内の高級店はこの給与体系がほとんどなので覚えておいて下さい!
給率スライドは100%を基準に算出します。
★キャストAさんの例↓
7月のAさんの手取りの給料が100万円だったとします。
6月のAさんの売り上げは60万円です。
給料÷売り上げ=%で表します。
100万円÷60万円=約160%
Aさんはお店からしたら大赤字になります。
60万円の売り上げに対し貰った給料は100万円なので、お店は40万円の赤字という事になるのです。
100%を上回ってしまったキャストは、時給が下がったり、バックが付かなかったり、ペナルティー未達成などで罰金の対象になります。
★キャストBさんの例↓
7月のBさんの手取りの給料が80万円だったとします。
6月のBさんの売り上げは120万円です。
80万円÷120万円=約66%
Bさんは、お店からしたら黒字であり、時給などがUPしたり、各種バックがついたり、報償金などが与えられて給料が上がります。
100%より高ければ高い程、売り上げが低いキャストであり、お店からしたらマイナスであり赤字です。
100%より下回れば下回る程、売り上げが高く、お店に貢献したキャストになります。
大体の目安ですが、120%以上が3ヶ月続けば首になります。
70%を3ヶ月続ければ、時給は相当上がるでしょう。
このように、売り上げの高いキャストと低いキャストが一目瞭然になる給与体系になります。
太いお客さんを沢山抱えた実力があるキャストさんに向いている給与体系です。
接客と各種バックの説明
★接客編
キャバクラの接客は、基本的にお客さん1人に付きキャスト1人が付きます。
この時にキャストがお客さんと会話を楽しみながら水割りを作ったり、灰皿やお絞りの交換をしたり、煙草を吸うお客さんの場合は火を付けたりなど気配りをします。
★各種バックの説明
特にお目当の女性がいないお客さんや初めて来たお客さんの事をフリーと呼びます。
キャストは、フリーのお客さんに気に入ってもらうために最大限の努力をして自分のお客さんにします。
席に着いたら、お客さんは最初に飲み物を頼みますよね。
その時に、貴女もお客さんに値段の安いソフトドリンクをおねだりして🆗ならドリンクバックが入ります。
(最終的に場内指名を貰わないとバックが付かないお店もあります)
この接客内容やキャストの容姿などを総合判断してお客さんが気にいると、その卓内で指名される事があります。
これを場内指名と言います。
その日は連絡先を交換してお客さんが帰ります。
お客さんが再度来店して、貴女を指名すれば本指名です。
もし、この時に連絡を取り合って早めに待ち合わせをする事が可能だったとします。
ご飯などを食べてからお店に一緒に来店すれば同伴になります。
同伴の方が、お客さんがボトルを入れてくれた際も歩合が大きいので同伴がベストです。
同伴して席に着いて、高いお酒をお客さんにおねだりして🆗ならボトルバックが付きます。
保証時給について
お店に入って間もないキャストさんに与えらる特権として保証時給というものがあります。
大体のお店が入店から1ヶ月~2ヶ月までなどの期間を定めて、その決められた期間までは、例え売り上げがこの最初に提示された時給に見合ってなくても時給が下がらないという新人キャストさんには嬉しい制度です。
お店としては、この期間でお客さんを掴んでもらい、お店の売り上げに貢献できるようになって欲しいという願いを込めて保証時給を設けます。
お店によっては、永久保証という制度を設けているお店もあります。
永久保証とは、最初に提示された時給を在籍してる限りずっと出しますよという制度です。
当然、容姿がずば抜けて良い看板のようなキャストやその分売り上げを作れるキャストにしかお店は付けません。
ノルマなどの各種罰金
このノルマ罰金などがキャストにとっては苦痛な事が多いのです。
一般的なノルマの例↓
週に2回同伴
イベント3日で同伴2本
これが達成出来ないと、本数✖︎1万円の罰金や酷なお店だと日給カットもあります。
派遣制度について
キャバクラには派遣制度があり、登録制で出勤したい日だけ出勤できるという制度があります。
本職が昼職の人など、キャバクラを副業と考えている女性が主にこの形式を取っています。
派遣は確かに、出勤したい日だけ出れるしノルマもないので一見するとかなり魅力的に思えます。
しかし、デメリットも実は沢山あるんです。
当サイトとしては、派遣は昼職などが忙しくどうしてもレギュラー出勤できない女性やお給料はそこまで要らないから楽してちょっと本業の収入の足しにしたいという女性以外はレギュラーをお勧めします!
デメリットその1⇒派遣はフリーが掴みにくい
派遣の方は出勤があまり出来ない分普段常連で来ているお客さんに覚えてもらいにくいです。
覚えてもらえないということは当然指名も貰えません。
デメリットその2⇒各種バックなども付きません
派遣の女性はどんだけお客さんが付いてボトルなどを入れてくれてもバックが付かないんです。
キャバクラは時給でも確かに稼げる仕事ではありますが、バックが最大限の魅力なんです。
月収が3桁の有名キャバ嬢などは、給料構成のほとんどがボトルなどのバックが付いて高収入を得ています。
デメリットその3⇒派遣会社に当然給料の一部を引かれてしまう
派遣会社もボランティアでは無いので当然お店から派遣した女性の対価としてお金を受け取ります。
お店もビジネスなので、派遣会社にお給料を支払う分女性の給料を調節します。
結果的に、時給が8000円付く女性だとして派遣で行った場合は、約5000円くらいに下がってしまうのです。
稼ぎたい女性には派遣よりはレギュラーがお勧め
出勤が週4以上出来る方は、絶対にレギュラーをお勧めします。
出勤が週3以下の出勤しかできない人はどうなるのかという点に関しては、自分の裁量次第です。
自分が綺麗でお客さんもつかむ自信があるという女性はレギュラーでいってみて下さい。
自信が無い方は派遣が良いかも知れません。
まとめ
都内にある高級店のキャバクラは、時給が高いがノルマが厳しく、女の子同士の競争も激しいのが特徴です。
また、給率スライド制を用いた給与体系のお店がほとんどでです。
それ以外の地域は、時給の相場が下がる分ノルマが無かったり、アットホームな雰囲気で緩く働けたりします。
女の子のよってどの環境で働きたいかは、変わってくるので貴女に合ったスタイルのお店で働くことをお勧めします!🦟